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2013年5月 9日 (木)

サン・シール小型機飛行場


 そうそう、先のパリ空中散歩で、ヴェルサイユ庭園の向こうに見えた小さい飛行場の話をしましょう。
Paris31
 
 最初はまさしく今回利用したトライクの様な超小型〜小型機用の民間飛行場かと思っていたら、GoogleMap上ではサン=シル=レコール飛行場、とあります。 レコール(エコール)は学校ですから、ちょっとひっかかって検索してみたら、なんとここはナポレオン・ボナパルトが設立した由緒正しきサン・シール陸軍士官学校という場所だったということがわかりました。 Wikipedia、凄〜い!
 
 ほえ〜、っと感心して読み進んでいたら、なんとドゴール将軍などの錚々たる卒業生の中に数名の日本人が。 そしてその中に秋山好古(あきやまよしふる)の名。
 秋山好古? あ、そうそう、そうです。 昨年NHKで放映していた司馬遼太郎の「坂の上の雲」の登場人物です。 劇中でもえらくバンカラで、しかし有能な騎馬隊長として、さらに確かにフランス留学も描かれていました。 が、まさかそれがこの学校だったとは。 う〜む。
 
 もっとも、どうやら何度もこの学校は移転を繰り返しているようで、秋山好古が通ったのがここだったかどうかは不明です。 事実、今でも上記リンクのオリジナルマップで航空写真表示をすると、滑走路横の本来校舎等が建っていてもおかしくない場所が更地になっています。 流浪の学校かい??
 
 ともあれ、そもそもこんなマイナーな項目を日本語でWikipediaに記す人がいることにもささやかな感動をしました。 まさに百学連環、万歳です。
 
 ちなみにこの飛行場、いわゆるハンガーに相当する場所に移動式の管制塔と多分発電機とコンプレッサーと思われる支援装置が配置されていました。
 いくら由緒正しいとはいえ、こんな小飛行場にこれらのオブジェクトは無駄ですから、もしかしたらこれからのミッション、あるいは、ここまで飛ばして来たエアレースミッションでここが使用されているのかもしれません。 でもこの移動式管制塔、ヴァーチャルとはいえ初めて見ました。
Paris32

 さて、疲れて来たしパイロットの体が露出しているトライクはおしっこが近くなっていけません。 ということで、ル・ブルジェ空港に帰ります。
Paris33
 
 恒例のガサ入れをしてみたものの、エドワーズ空軍基地とは違って格納庫内には何も無く、恐らく恒久展示と思われるアリアンロケット二基のみがショウと同じ場所に立っていました。 足下から見上げるとその高いこと高いこと。
Paris34

 その内、唯一駐機していたお馴染みワールドトラベルのB737 AI機が、ちゃんとタキシングした上で飛び立って行き、あとは何もない冥府の世界...
Paris35
 
 なんにもない、なんにもない、まったく、なんにもない♪
Paris36

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