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2014年11月

2014年11月29日 (土)

南の島伝いフライトを飛んでみた(最終回)

 さて今回の企画、ここ喜界島から与論島まで飛ぶと終了です。 もしかしたら同じTONOちゃんさん作で、以前に公開された慶良間まで行けるかな、とも思ったのですが、早回しをしないリアル時間軸では結構時間がかかり、タイムアウトになってしまいました。
Island41

 RWY25から飛び上がって、ルート取りはKERAMA 112.25を目指すだけ。 この上には伊良部島を経由すエアルートがあり、ほぼその下4000ft〜5000ftを淡々と飛ぶということになります。
 ここに至るまでにふと気づいたのが今回選んだMOONIEなど、ピストンエンジンプロペラ機に装備されている「カウル」という装備。 Saitekのスイッチパネルでは一番左にスイッチが存在しています。 これはエンジン冷却を調整する機構で、WWII時の戦闘機では急上昇/下降するときには頻繁に開け閉めしないといけないという文章を読んだことがあるくらい、実は重要なんだそうです。
Island42
 
 で、試しに巡航時に開けてみたら... ちゃんとCHTがレッドゾーン直前から結構目に見えて低下しました。 と、偉そうに書いていますが、CHTの意味が分からず後で調べると、Cylinder Head thermometerの略で、エンジンヘッド温度計という意味でした。
 自動車にも装着されていますね。 でも厳密にはこちらは冷却水温ですから、空冷エンジンの場合はちょいと意味が違います。 これが上がると即エンジンが焼き付く、というわけではないものの、性能や寿命にはかかわって来るはずです。

 また、速度と温度が比例するような単純関係では無いようで、スロットルを絞って110ktくらいでアプローチしているときが最高温度でした。 速度が落ちるとエンジンカウル内に入る空気も減少するからでしょう。
 
Island43
 そんなこんなをしていうるうちに最終目的地である与論島が近づいてきました。 と思ったら、それは沖縄本島(緑)で、与論島(黄色)はその手前、もっともっと小さい島。
 滑走路は14/32ですから、一旦東の方向にコースの軸線をずらしてアプローチです。

 ところがところが、伊良部島を超えた辺りからだんだん風が乱れてきて(気象設定は例のリアルタイム更新)揺れる揺れる。 アプローチ段階になってら余計酷くなって、一瞬EZdok Cameraの揺れスイッチを入れたのかと確認したくらいです。
 とにかくコースだけは死守したものの、一旦バウンドして再度着地したときに「ガショッ!」と音がしましたから、多分尻餅をついたはずです。 あ〜あ、実機だったら大損害ですね。
Island45

 ところで、ここまでが鹿児島県なんです。 イメージとしてこの辺りはもう沖縄県だと思い込んでいたので驚きました。 鹿児島県政も大変だなぁ、と隣の大きな沖縄本島を眺めていました。
 さて、仮に慶良間に飛ぶなら、どういうコースで飛ぶべ。 米軍やら自衛隊やらややこしいよね。
Island46

2014年11月26日 (水)

南の島伝いフライトを飛んでみた(3)

 諏訪之瀬島が終ったら次はトカラ列島を離れて喜界島です。 この規模のフライトが次から次へと決まっているのは、なんか楽しいですね。
Island31
 
 喜界飛行場の滑走路は7/25ですから、北東からアプローチすると諏訪之瀬島から喜界島まで、方角はざっと170くらいとなります。 これ、後で考えたら、隣島の奄美空港VORであるKASARI 113.95を追いかけ、上空パス後にターンし、南西から降りた方がスマートかもしれません。
Island32
 
 少し距離があるので高度は5000に引き上げてみました。 この辺りの更なる上空は沖縄や東南アジア方面の航空路が密集していて、視線を上空に向けると、時々遥か彼方を短い飛行機雲を従えて飛び去る大型旅客機を見ることもできます。
 北東からだとこういう感じでアプローチが始まり、手前の陸地が気になります。 これが反対側から降りた方がいいのかと思い直した理由です。 でも騒音的にはこちらからの運用の方が良いのか。
Island33
 
 何はともあれ、滑走路に近づくにつれて、眼下に停泊しているフェリーが迫ってきます。 シーナリーの雰囲気とちょっとそぐわない程の大きさですが、着陸に支障はありません。 この船体、最初は「シトカアプローチ」ミッションに出てきた二隻の大型客船のどちらかだと思ってたら、そうではないことが分かりました。
 管制塔視線で見ると結構使用感のある船体ですから、観光用というより黙々と働く生活フェリーというイメージです。 う〜ん、どこで見かけたんだろう。 「ハワイチェックフライト」のカフルイ? シドニー?
Island34
Island35
 
 それはともかく、滑走路はJACのサーブ340Bが定期で飛んでいますから、長さもPAPIもあって楽々です。 リアルだったら、与論に向かう前に一旦降りて小観光してみても良いかもしれません。 地酒の誘惑に負けない自信があれば、の話ですが...
Island36

2014年11月25日 (火)

南の島伝いフライトを飛んでみた(2)

 薩摩硫黄島を後にすると次は諏訪之瀬島です。
 コースは鹿児島から薩摩硫黄島までのルートの延長線上ですから、離陸後少し西に寄せてから再びHDG270に乗ります。
Island21
 
 左側にトカラ列島が見えてきて、手前から口之島、中之島、そして三つ目が次の目的地の諏訪之瀬島(黄色矢印)です。 飛行場はルートから見て奥側14/32ですから、途中から諏訪之瀬島西側にある非常に小さな平島(緑色矢印)にコースを微調整し、滑走路角度とマッチする辺りで左転回アプローチすることにしました。
 何となく「リゾート地への届け物」ミッションの最後を思い出させます。
Island22
Island23

 滑走路の周りに平地が少なく、しかも小高くなっているために、高度の感覚が取りにくいように感じました。 また、滑走路も他の島に比べて短いので、速度に気をつけないと小型機でも止まりきれない可能性があります。 私も一度ゴーアラウンドしました。
Island24

 ここは正式には場外離発着場(航空法の定める飛行場ではないという意味)であり、GoogleMapで見ても、取り付け道路以外建物はもちろん、駐車場もありません。 トイレ休憩も無理ということですね。
 が、バンが一台止まっていて、どこかで見たようなじいさんが飛行機を待っていました。 爺さん、雪山にいた時と同じ恰好で暑くないかい? あ、そ。 下はTシャツ一枚かい。 オシャレじゃの。
Island25

2014年11月24日 (月)

南の島伝いフライトを飛んでみた(1)

 先日、飛想会のページでTONOちゃんさん作の南の島(一部日本海あり)シーナリーが一気に公開&リニューアルされているのを発見し、全部ダウンロードしました。
 彼のシーナリーは突然公開されて突然公開中止になるので、気づいた時がダウンロード時です。
 
 とにかく、これでTONOちゃんさん作だけで鹿児島から慶良間まで島伝いに飛べるようになり、今回は鹿児島から与論島まで飛んでみました。 と、書いてしまうとあっさり終わりですが、これは日本のFSX環境において大変素晴らしいことで、本当に有り難いことです。
 
 ルートとしては鹿児島→薩摩硫黄島→諏訪之瀬→喜界→与論となり、これらの中でルートの目標となるVORを持つのは最後だけ。 あとは地図を参考に有視界(VFR)で飛ぶこととなります。
 手元のJEPPESENによると、都合が良いことに鹿児島空港のすぐ南西隣のKAGOSHIMA VORからA582, Y45というルートがあり、ここをVFR範囲内の4000〜5000ftの間で飛ぶことにしました。
 
 選んだのはハワイ諸島のミッションでお世話になったMOONIE BRAVO。 セスナでのんびりとかも考えたのですが、洋上フライトは思いのほか退屈で、足の速い小型単発機ということでこれを選びました。 実機を知る人曰く、この機は速度優先のためにエンジン騒音がうるさいのだとか。
 
 それはさておき、早速鹿児島空港から離陸します。 利用したオートパイロットはHDGとALT。 足とフラップを上げたら、HDGは上記ルートの270度、高度は4000ftを目指します。
Island11
 
 VORを使用しないのでDMEによる距離が出ず、普段気軽に飛ばしている中大型機と違って距離や高度感がよくわかりません。 何より驚いたのは鹿児島空港が意外と内陸にあって、鹿児島湾から太平洋に出るのに結構時間がかかったことです。
Island12
 
 ただし、太平洋に出る前から最初の目的地である薩摩硫黄島は視界に入っていますから、FSX搭載のmapを出して滑走路情報を取得。 18/36なので、ほぼストレートインです。
Island13
 飛行場は島西端で、大凡の位置が分かった時点でアプローチを開始しても大丈夫。 PAPIはないものの、最初の着陸地点としてはまずまずの気楽さです。 ただし、先に書いたように巡航からの降下開始ポイントが今ひとつ分からず、結構2000ftの低空/低速飛行を続けてしまいました。
Island14

 降りてみると、ちゃんとした待合室があり、例のおじさんが手を振って歓迎してくれます。 給油設備はなさそうなのでトイレ休憩くらいでしょうか。
Island15

2014年11月14日 (金)

久々に下地で練習

 相も変わらず待ちぼうけの案件は解決しないのですが、鬱っててもしかたがないので、以前の大阪空港14着陸で感じた操縦技術の低さを改善するために、地味に練習してみることにしました。
 
 最初は大阪空港の32でやってみたものの、どうにも効率が悪い。 あ、そうだ、こういう時のために下地島空港があるんやんか、と早速移動。
 ここは空港シーナリーを入れたり、あれこれして景色も綺麗。 そして宮古空港と組み合わせて短時間で何度も何度もタッチアンドゴーの練習ができます。
 
 う〜ん、こうしてみるとラダーも使っての横滑り的なことも含めて、特に問題なく着陸できるんですよね。 選んだ機体は前回大阪14Rで苦労したエアロシムのB767で同じ。 やはりテクノブレインの大阪空港とではデータ量が違うのが一番の問題かもしれません。
 
 面白いのはWoAI。 実在するエアラインのフライトプランが無いので、ミッションでおなじみのオービットとワールドトラベルがやってきます。 これで駐機場はB737, 767, A321とたった三機でもバラエティ豊か。 リアルは細々とした訓練利用しかありませんから、バーチャルならではの賑わいということになります。
 ただし、人がアプローチしている最中に割り込むのは止めてください>オービット
Shimoji12
Shimoji11
 
 そうそう、今冬といわれているテクノブレインの新製品には宮古空港のシーナリーも含まれています。 これを買えば、既に綺麗な下地とあわせて、なかなか贅沢な訓練飛行風景が楽しめそうです。
 
 あ、なんか気持ちがすっきりしました。 気分転換には趣味の世界に浸ること、これ重要。

2014年11月11日 (火)

およっ、Sugiyasuさんのリペイントがっ

 ここ数週間、ずっとすっきりしないというか、待ちぼうけ状態の案件のせいでなかなか趣味の世界に没頭できません。 よって、実際にFSXを立ち上げるよりも、色々なサイトを巡ってお茶を濁している状態です。 いや、実は次なるミッション攻略が空母への夜間発着で、あまりに難しそうで躊躇しているというのもありますけど。
 
 そんな中、SugiyasuさんのサイトでさりげなくB737-400とSAAB340のリペイントが更新されているのを発見。 両機体ともFSXから始めた私にとっては手持ちのものではありませんが、先日書いたエアロシムの「進入管制 for FSX 西日本」を買えばSAAB340のデータは生かすことができます。
 う〜ん、これはやはり買えという天の声でしょうか。 そろそろ来年のカレンダー用のネタを仕込まねばならない季節でもありますし...
 しかして冒頭待ちぼうけ案件も気になるし、となかなかすっきりしない今日この頃です。

2014年11月 4日 (火)

RJOO 14R着陸再挑戦

 一ヶ月程前、大阪空港のライブカメラで14L/Rの着陸を見て、B767での挑戦をパラパラ動画にしてみました
 しかし、実はこれは失敗というか、滑走路に降りる場所が手前過ぎる、つまり進入角度が浅すぎるのに気づいていました。 とはいえこのレベルでも苦労したので、最初はまぁ良いか、と思ってたのですが、やっぱり恥ずかしいので一週間程して再挑戦し、今度はおおむね実機と同じ雰囲気になりました。 そして、そのまま死蔵データになっていましたので、少々唐突ですが、掲載しておきます。
 
 今回はラダーも組み合わせて横滑りにも挑戦しつつ、でも満足行くコントロールはできていません。 速度も比較的早めにオーパイを切ってアプローチ、お、この速度感、いい感じ、と思って速度計を見たら150kph割ってて、ほとんど失速しながら着陸しているイメージです。
 自分で勝手に逆着陸を選んでいるわけですから、天候は多分追い風になっているはずで、それを考えると、この何とも頼りない着陸のしかたも無理はないと、自分を慰めています。
 
 台風接近時のライブカメラを見ていると、さらに大柄のB777が32Lをゴーアラウンドするような天候時に、そのまま今度は14Rに再挑戦して30度くらいのカニ走りでちゃんと降りていますから、プロはすごいとしか言いようがありません。

2014年11月 3日 (月)

11月はアラスカ

Cal201411
 月が変わり11月。 今月は珍しくミッション攻略中にキャプチャーした一枚です。
 他にも9月の空母着艦のようなミッションベースの素材もありましたが、あちらは気に入ったショットが取れるまで何度もやり直したのに対し、今月はたまたま捉えた一枚があまりに綺麗だったので、そのまま栄光の(?)カレンダー採用になったという、珍しい、いわば一期一会モノです。
 
 ミッション名はアリューシャンの貨物便。 アラスカ沖のアリューシャン列島が舞台で、カニのようなヤドカリのような奇妙な機体のグラマンG-21Aグースを操ります。
 日没が迫り、かつ嵐が近づくどよ〜んとした空の下を飛んでいるとき、あまりに退屈だったので、外部視点をぐるりと回してみたら、後ろには高緯度の西の空に沈む太陽と、全く赤くない空。 
 これを見た友人が「空はPhotoShopか何かで編集?」と訊くのもわかる程の抜けた空色ですが、これは実はミッションそのままの色です。 あまりに綺麗すぎて、余計に寒さが伝わってきました。
 
 国土が広い、あるいは地形故に飛行機以外ではたどり着けない場所の生活の足として飛行機が利用され、そしてそれをまるで自転車を駆るかのように操縦するパイロットたちがいる、というのは国土の狭い日本人の私にとっては想像の世界でしかありません。
 タバコの匂いが染み付いたコクピットで、下品なエロ話をしながら亡命手助バイトの無線を待つグレッグとバクシーがいそうなミッションでした。(エリア88ネタ)

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