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2015年3月 2日 (月)

ANAのB787、福岡空港誘導路でエンコ

 他のblogの記事を書いていると、題名のニュースが入ってきました。
 機種はANAのB787。 あちゃ〜。
 
 新型によくある初期エラーで787-9かと思ったら、報道された定員からオリジナルの787と判明。 ということは世界中の787に起こりうるトラブルとの捉え方も可能です。
 ど素人なりに想像すると、ブレーキのRTO(離陸中止時の非常制動)ポジションと同様の状態に落ち込んだとも考えられます。 問題はむしろなぜブレーキがかかったかではなくて、なぜ解除できなかったかですね。
 
 同時に思い出したのは十年程前にメルセデス・ベンツが急速に進めた電気制御ブレーキ。 この導入初期に、整備工場で整備士がブレーキを整備中に突然制動がかかり、パッドとローターの間に挟まれた指を失うという事故が日本でありました。
 このとき、周りにいた仲間が、必死でリリース(解除)しようとしたにもかかわらず、電気制御故にびくとも動かず、マニュアル片手にリセットするのにずいぶん時間がかかったそうです。 地獄絵図ですね。

 B787も電気制御ブレーキですから、同様の流れで数時間も誘導路から動くことができなかったとも想像できます。
 でもこれは一概にボーイングやメルセデスが悪いとは言えないのです。 なぜならば、この動作はフェイルセーフアルゴリズムの正しい結果だからです。
 空中ならともかく、陸上にいる限りB787でも車でも、「疑わしきは止めろ」が正義な訳で、その際、人がパニクる可能も考慮すれば、スイッチ一つ、あるいはペダル一つで簡単に解除できてはいけない、というロボット三原則みたいな思想の結果ではないか、という理屈です。

 それはともかく、突然動かなくなった機体を前に、乗員の方は焦ったでしょうねぇ... 無線にはバンバン他の機のいらついた声が入ってくるだろうし、勝手に全電源リセットなんかを誘導路でやらかすわけにも行かないだろうし。 原因追及が素早く叶うことを願っています。
 
※あ、題名の「エンコ」。 最近は使わなくなりましたね。 「旅行中に車がエンコした」とか。
 これって猿が一カ所にうずくまって、頑として動かなくなった状態のことなんだそうです。 いえ、それだけです。 知っていても何の得にもなりません。

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